久々の優勝

先日の10連休に我がうな研の今シーズン第一戦として、「改元記念特別大会」が開催されました。
位置づけとしては例年の4月大会なのですが、今回は特別大会として大会期間が10日間、その中で2回出撃でき、良い成績を結果に反映し、さらにボーナスポイントも付与されます。
この一戦を制すれば、年間タイトル争いではかなりのアドバンテージになります。
GW前半は東京出張、戻ってからも仕事がびっしりでしたが、最後の三日は仕事を入れずに、大会のために空けておきました。
これが自営業の強みですね。^^;
静岡を午後1時に発ち、400数十キロ先の日本海側某所に遠征し、二夜連続で勝負をかけます。
私は400キロぐらいならノンストップで走るのですが、今回は一度だけトイレ休憩、それでも5時間ほどで到着です。
連休のUターンラッシュとは方向が反対なため、対向車線は地獄のような混み具合でしたが、実にスムーズに走れました。
初日の夜は放射冷却でぐんぐん気温が下がり、小型のウナギしか釣れません。
大会規定は60㎝以上を対象としているので、全てリリースです。
ゴム長が半分ぐらいめり込む泥の上に立って釣っているので、つま先からジンジン冷えてくるし、3メートルほど後ろを猪が通るしで、かなり疲れてきました。
夜二時、気温が7℃まで下がったので、翌日に体力を温存するため撤収し、車中泊です。
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車はリヤシートを倒して遠征仕様です。

今シーズンは全国的に低水温の影響で、5/5時点で愛知の富士一番さんの63cmしか上がっていません。
抜群の安定感で昨年もチャンピオンのうな新さんも不発、一発屋の愛知のぶんやさんや、チームメイトのうなぼうずさんとひとみちゃんも不発。
他のメンバーもことごとく玉砕しているので、ここで60以上を釣れば入賞の可能性大です。

二日目は日中の気温も上がり、日照時間も長かったため水温の上昇が期待できますが、それでも日没とともに気温は急降下すると思うので、チャンスは日没前後の1時間ほどと思い、少しでも可能性を広げるために17時には竿を出しました。
前日よりも広角度に仕掛けを投入し、反応を探ります。
しかし釣れてくるのはスズキばかり。
思い切って場所替えをするかなと考え始めた時に、一番離れた竿に明確なアタリが出て、慎重に慎重に取り込みました。
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世間では「天然の証し」と言われる、腹が黄色い67cm。

この後に二本来ましたが、これよりも小さいので意味なし。
自主規制でキープは70cm以上と決めているので、この67cmにも撮影後にはお引き取りいただきました。^^;
その後、深夜二時まで頑張りましたが、サイズアップは成らず、餌も切れたので撤収。
この時点で暫定トップ、後は5/6に出撃する他の選手の結果待ちです。
朝まで車で仮眠し、大阪に向かいます。
友人や仲人に会い、夜はチームメンバーと会食。
その後、いつもの弾丸ドライブで静岡に戻りました。

で、結果は・・・
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67cmで嬉恥ずかしの優勝です。
前に優勝したのが2015年9月大会なんで、随分と長い期間勝利から遠ざかっていましたが、今大会のボーナスポイントもあり、今シーズンはかつてない好調な滑り出しになりました。
5月大会には水温も上がり、他の選手も調子を上げてくるので、兜の尾をしっかりと締め直し、12年ぶりのチャンピオンを目指します。^^;