ルアー釣りその1

秋も深まり今シーズンもそろそろ鰻釣りが終了となります。
うな研のメンバーの中には、これからの時期はグレ釣りや太刀魚釣りにスイッチするメンバーもおりますが、私の場合、鰻釣りを始める11年前までは年中海釣りに通っていたものの、近年は冬場は全く竿を握らない生活が続いていました。
一昨日のことですが、家内と近所の浜を散歩していると、ルアーマンが数名おりまして、その内の一人が60センチほどのヒラメを釣り上げました。
聞くと、この辺りはヒラメやマゴチの好ポイントで、90㎝クラスも出ることがあるらしいのです。
むむっ・・・ 家から自転車で行ける場所でそんな高級魚が釣れるなら・・・・
これはやらん手はないでしょヽ(^o^)丿

とは言うものの・・・・
私は未だに「ルアー釣り」なるものをやったことが無い・・・
海釣り・鰻釣り合わせて15年ほど釣りをやってきたけど、なぜかルアー釣りには興味が湧かず、今日まで餌釣り専門。
しかし、静岡というロケーションは自然の砂浜が多く、ヒラメやマゴチを狙うにはルアーに分があると思われ、遅まきながらルアーデビューをすることにしてみた。
で、帰宅後すぐにネットで色々と調べて、基本的な知識や情報を得ようと試みるが、やたらと横文字の専門用語が飛び交い、個人のブログなどを見ていても、釣り具メーカーの回し者かと思えるほど道具や用品の話題が多く、また情報が氾濫しており、商業ベースに全く乗っていない鰻釣りの世界からすると別世界にも見えてしまう。

そこで私が選択した方法は・・・
そう、15年前に釣を始めたころ、ネットも今ほど発達していなかったのもあり、誰にも教わらず全くの我流で釣りデビューし、狂ったように釣行を重ねて体得していく方法です。
鰻釣りを始めた時も、ネットに情報が溢れている今とは違い、釣りの本に基本的な釣り方ぐらいしか載っていませんでした。
そんな定説やセオリーなど全く無視して「やってみやなわからんやん♪」と、とにかく我武者羅に突撃して自分なりのスタイルを築いてきました。

で、今回も全く同じ手法で、とにかくルアーを投げてみないと一歩も前に進まんので、知識や技術は後回しにして始めてみることにしました。
とりあえず釣具屋へ行ってルアー用品のコーナーへ・・・
まあ色々な物があります・・・・  ミノー ジグ ワーム メタル ・・・・・(@_@;)
なんのこっちゃ解らん・・・・\(◎o◎)/!

竿は鰻釣り用に買ったシーバスロッドがあるのでそれを使うとして、とりあえずよく見もせずにルアーを適当に4つほど購入。
ラインはPEの1号、リーダーは鰻用に使っているフロロの5号でいくことに。
ところが、ここで大きな壁があることに気づきました。
ビミニツイストとかFGノットとかいうややこしい結び方がルアー釣りには要求されるようで、仕方なしにネットで検索してやってみるものの、どうにも上手く結べません。
ここでも悪い癖が出て、「まあ、ええかヽ(^o^)丿」と電車結びでいくことに。
これで痛い目に遭ったら、それから考えりゃええんです。

そんなええかげんな準備で4日の夕方から初出撃。
狙うは80㎝クラスのヒラメ!
家から800メートルほどの浜に到着したら、急に大粒の雨が降ってきて、しばらく車で待機。
明るいうちにルアーを投げる感覚を掴んでおきたかったのに、お蔭で記念すべきルアーの生涯第1投目は日没後に・・・
結果はもちろんポーズヽ(^o^)丿

そして5日は日没前になんとか釣り始めることが出来、竿に伝わる感触でなんとなく底の地形が判るようになったころ、いきなりガツンとアタリが来ました。
「き、き、き、来たっ! ヒラメか? それともマゴチか?」
寄せ波に乗せてズリあげたら・・・・

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サメでした~
とりあえずルアーで魚が釣れることは解ったので、ハリを外してお帰りいただきました。

で、その後は何事も無く、真っ暗になったので撤収。
鰻釣りみたいに朝までやるほどはまだ燃えてないんですね。
というか、近いのでいつでも来れるし、これがまたヒラメかマゴチでも釣れてりゃ燃え方も違うんでしょうが・・・

私には釣りの師匠というものが存在しません。
これは生来の性格が災いしていると思われ、教わりゃ近道になるし、疑問も早くとけるのも解ってるんですが・・・
人間幾つになっても基本的な性格なんて変わりませんね・・・^_^;

ま、こんなええかげんなやり方でルアー釣りを始めたわけで、ウナギのシーズンオフの間のメインになるかどうかはまだまだ不透明ですが、うなぎ釣りに活かす「引き出し」も増やしたいし・・・
ひとまずは80cmのヒラメを目標にします。
え? 目標を高く掲げ過ぎって・・・?  いや、それは本人が一番よう解ってますって・・・・(-_-;)