木更津


恋して木更津/船道あやめ

西日暮里での宴の後、半島メンバーに拉致られた私と三重のはまぐりさんは、東京駅からバスに乗せられ木更津へと連行されました。
とは言え実のところ、左翼風味の国粋主義者の憎たらしいおっさんが住んでる以外、知ってるようで知らない千葉県・・・
拉致られたふりをして半島情勢の視察です。

東京からはその近郊へ多くのバスが出ており、それに通勤客が多く乗っている光景は、私鉄王国の関西ではあまり見たことがありません。
それにもまして、やはり関西と違うのはこの通勤圏の広さです。
こりゃ大災害時に帰宅難民が大量に発生するのは当然ですね。

バスの中でウトウトしてたようで、着いて降りたところは、先ほどまでいた東京とは大違いの殺風景な場所。
建物らしい建物がほとんどなく、バスターミナルに広大な駐車場が併設されています。
なるほど、多くの人がここにマイカーを停めてバスに乗るわけですね。
これも関西では見たことが無いシステムです。

半島メンバーの仙人さんがここに車を停めてたので、素面の私がそれを運転して収容所仙人さん宅へいます。
ほとんど灯りの無い山道をひた走り、峠を何個も越えました。
気のせいか、途中で籠とすれ違ったような・・・

そうこうしてるうちに仙人さん宅へ到着。
しばし歓談して、入浴の後就寝。
ところが、夜中の3時ごろからやたらと鶏が鳴きだし、ここが異郷であることを実感します。
明るくなって、窓の外を見ると原野のような風景が・・・

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        幻のキサラヅヤマネコです。

そうこうしてるうちに朝食となったのですが、この日のために仙人さんが自分で釣ってきた鯵の干物や、昔ながらの塩を吹いた梅干し、自家製の黒大豆味噌の味噌汁など、添加物など一切ない自然の恵みを美味しくいただきました。

椎茸農家を営む仙人さん。
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私たちは朝食後に山へ連行され・・・ 原木椎茸収穫の強制労働です・・・

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噂ではこの先にツンドラ地帯があるそうです

椎茸収穫後に、向かいに住むメンバーのとしさんの車でバスターミナルまで送ってもらい、ここからバスで半島脱出です。
東京から新幹線に乗るはまぐりさんとはここで別れ、私はアクアラインで横浜まで。
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   車窓から外を見ると、不審船の姿が・・・

ほどなくバスは海底トンネルの中に・・・ この先は横浜です。(^O^)