うなぎ釣りで本当にあった怖い話?

今夜はちょっと怖い話ですので、苦手な方はスルーしてくださいね。^_^;

私やうな研のメンバーがやっているうなぎ釣りというカテゴリーは、基本的には「夜釣り」となります。
そして、この夜釣りを長年やっていると、どうにも説明のつかないような出来事に遭遇することがあります。
いわゆる霊的体験というか、早い話がお化けに関することです。

それではここからは私が過去に経験したことや、うな研のメンバーが経験したことを時系列で書いていきます。

2006年8月某日、場所・京都府日本海側某所 H郎さんの巻
この日は私と兄とフーチンさんの3人が、3か所に分かれて釣りを開始しました。
ところが、深夜になってから土砂降りとなり、ケータイで撤収の連絡を取り合いました。
私の車1台での釣行でしたので、私は自分の道具を大急ぎで車に積み込み、先ずはフーチンさんのポイントへ迎えに行き、その後に兄のポイントへ迎えに行くだんどりです。
フーチンポイントへ到着すると既にフーチンさんは道具類をまとめており、二人で私の車に道具を積み込んでいたところ・・・ しのつく雨の中、右側にある土手を降りてくる人影を私は視界の隅にちらっと捉えました。
タイミング悪くフーチンさんが私に荷物を手渡したので、しっかりとその姿は確認できなかったのですが、私はてっきり兄が早めに撤収準備を終えて、自力でここまで来たものと思いました。
雨の音に混じって、砂利混じりの土手を降りてくる足音まで聞こえました。
荷物を車のラゲッジスペースに押し込んだときには、その人の気配は私のすぐ右側まで寄ってきており、その息づかいまで聞こえ、私は右側を見て、「おう、早かったな」・・・・・・・・・・ 
えっ・・・・?   誰もおらんやん・・・・\(◎o◎)/! い、今のは何・・・・?
車の左側に居たフーチンさんは全く見えなかったらしいですが、私はチラッととは言え姿を見て、足音と息づかいまで感じました・・・
単なる錯覚かなとも思いましたが、この話を聞いたフーチンさんと兄が口を揃えて「それって。H郎さんとちゃうん? H郎さんがお礼を言いに来はってんで・・・」と言いました。
で、H郎さんとはこの丁度1年前の夜、この場所で水死された愛知県の方で、たまたま私が第一通報者となったため、警察・海保・消防の3箇所から事情徴収を受け、後にこの方の奥さんと連絡がついたため、次の釣行時と一周忌にあたるこの日に、生前H郎さんが好きだった日本酒を海に注いでご冥福を祈ったのです。
いや~ まあH郎さんの幽霊か単なる錯覚か判らんけど・・・ 皆さんはどない思います?

2007年秋、京都府日本海側某所 「釣れますか~」の巻
前出のH郎さんポイントから数キロ離れた通称「休憩所」と私たちが呼んでる場所で起きたことです。
深夜2時ごろ、私と兄とフーチンさんの3人が竿を置き竿にした状態で立ち話をしていました。
立ち位置としては兄とフーチンさんが並んで、その正面に私が立つ形でした。
話が弾んでいる最中、突然二人が同じ方向を見ました。
私もその二人の動作ににつられて同じ方向を見たのですが、そこにはただ夜の闇があるだけです。
そして二人が不思議そうな顔をしてお互いの顔を見合っているので、私が「どないしたんや?」と聞くと、「い、いや、お前今のん聞こえへんかったんか?」 「女の人の声で『釣れますか~』って・・・」
私にはまったく聞こえんかったんですが、二人は間違いなく聞こえたと言い張ります。
ま、普通で考えたら女の人がこの時間にその場所に居ること自体が考えられんので、これもまた不思議な出来事でした。
その後もこの場所では、兄が一人で釣っている時に、自転車が近づいてきて、すぐ後ろを走り過ぎる音だけが聞こえて、その姿は見えずといったようなことも起きています。
現在この場所は「休憩所」から「釣れますか?ポイント」へ名称変更となってます。(ー_ー)!!

2007年晩秋、埼玉県某所 「さおたて・・・」の巻
これはうな研の奇人で、このブログにも「オラ」で登場するやっちゃんイメージ 1の体験談です。
埼玉県の某河川敷、明るいうちに釣座をセッティングしたやっちゃんは、ケータイでその場所をパチリ!
その後、いつも通りのポーズで撤収し、車に戻ろうと思って歩き出すと背後から「さ・お・た・て・・・・・」と女の声が・・・\(◎o◎)/!  振り返ってみると確かに竿立てを1本忘れていました・・・
もちろんそこには人の姿はありません・・・
で、明るいうちに撮った画像をPCに取り込んで拡大してみると・・・・\(◎o◎)/!
この画像は私にも転送されてきたのですが、確かに釣座の浅瀬の水中に若い女性の顔らしきものが・・・
私がこの画像をかなり霊感の強い家内の友人に送ってみたところ、彼女は「7人写ってる」と言います。
この画像は現在私のPCの中で行方不明になっているのですが、ご希望の方がいらっしゃれば探してアップしますヽ(^o^)丿
このポイントにやっちゃんが二度と行かなくなったことは言うまでもありません。



2008年、8月15日 西宮市某所 熟女の巻
2008年から2010年にかけて、シーズン中は「夕涼み」と称してteamICUと週末も平日もおかまいなしに夜な夜なコラボ釣行を繰り返しました。
西宮市の某河川にうなぼうずさんと二人で入った時のことです。
私が下流側、その50メートル上流側にうなぼうずさん。
私のすぐ左の下流側には水門があり、私の後ろはコンクリートの護岸です。
竿をセットして、そのコンクリートの壁にもたれてアタリを待っていると・・・・
水門の方向から女の人の咳が聞こえたような気がしました・・・
先に言っておきます、人がいるような場所ではありません。
「あれっ?」と思った次の瞬間、私の首の後ろを・・・左から右へ生暖かい物が・・・
というか、はっきりと判るほど人の指がしっかりと撫ぜてくれました。
撫ぜられた後もしばらくは4本の指の感覚が残っているほどしっかりとです\(◎o◎)/!
実際にそこに人がいて撫ぜられるのと同じ感覚です。
で、それと同時に私の意識の中に40代前半の女性で、亡くなって10年ほどといったイメージが強烈に沸いたのです。
これって、なんなんでしょ? 私の意識に直接語りかけたのでしょうか?
よほど自分の存在をうったえたかったのでしょうか?
上流側に居るうなぼうずさんにそのことを伝えると・・・
「そういや今日ってお盆とちゃうのん?」
「あ、そうか~ お盆に水辺に近づいたらあかんとかようゆうな~」
「あの世からいっぱい帰って来てはんねんで・・・」
「ほな、今の熟女も丁度帰って来はって、アホがお盆に釣りしとるからちょっと脅かしたろ思たんかな・・・」
と、まあこんなことがあったんですが、それ以来そのポイントは「熟女ポイント」と命名されました。
この出来事があって、翌日このポイントで竿出しを予定していた花武さんが出撃を中止されました。ヽ(^o^)丿

とまあ、夜釣りが基本の鰻釣りでは、なんとも説明のつかないこのようなことがたまに起こります。
オバケが怖いとウナ師としては致命的なのですが、私はその辺が鈍感なのか、あんまり気にしてないのです。
因みに、メンバーの中には、心霊写真をメールで送るだけで即座に釣を中止して逃げ帰る人もいます。ヽ(^o^)丿
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