関西目線の民俗学④ ポン酢

人生の大半を過ごした関西を離れてはや1年以上が過ぎました。
現在住んでる静岡市が西日本になるのか東日本になるのか、それとも中部地区に分類すべきなのか・・・?
地質学的には安倍川で東西に分けることができるけど、文化的にはやや東日本よりの傾向が強いようにも思います。
特に食文化の発達した関西の目線で見た場合、どうしてもこちらは色々な物の選択肢の少なさを感じずにはいられません。
その一つが「ポン酢」です。
関西は「地ソース」だけではなく「地ポン酢」が発達した地域で、中小零細の様々なメーカーが存在します。
この画像は関西の一般的なスーパーのポン酢売り場です。

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※手元に適当な画像が無かったので、うなぼうずさんのブログからパクってきました。ヽ(^o^)丿
画像がピンボケで判りにくいですが、価格帯が200円を切るものから1000円超まであります。

次の画像は静岡市内に多く展開するスーパーのポン酢売り場です。
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価格帯は高くても300円台で、200円前後が中心です。
さて、ここからは昨年の転居直後、静岡のスーパーのポン酢売り場でのぱらまた夫婦の
会話です。

ゲッ! なんや、この品ぞろえの少なさは・・・
ほんまや、ミツカンとかヤマサとかの大手メーカーばっかりやん。
旭もヒロタも馬路村も板前食品も無いがな。
安モンばっかりやん・・・
どないなっとんねん・・・
こっちの人はポン酢はなんでもええんかな?
う~ん・・・ こら困ったな・・・ 楽天で取り寄せるか・・・
デパ地下へいったら有るんちゃうかな?
よっしゃ、伊勢丹松坂屋まで行ってみるか

てな感じで、松坂屋の地下でようやく「旭ポン酢」を見つけたのですが、わずか数百キロ離れただけで、これほどポン酢事情が異なるとは驚きでした・・・\(◎o◎)/!


ブロ友のcountry-gentlemanさんから、千葉市のスーパーのポン酢コーナーの画像をいただきましたので追加します。
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千葉市「やまや」という酒を中心とした量販店です
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千葉市「オリンピック」というスーパーです。


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画像追加します。
左から3本目までは「ひろたのポン酢」 価格は左から500円台・1000円ちょい、1500円ちょいかな。
4番目は大阪の魂とも言うべき「旭ポン酢」700円前後やと思います。
5番目は長崎チョーコー醤油の「かけぽん」
最後は高知県馬路村のポン酢。
3本目のやつは現時点では未食ですが、ちょっと高すぎるんとちゃう・・・\(◎o◎)/!