大会10年回想録後編 うな研時代

大会10年回想録の後編です。

2008年9月にサイトを休止したうな輪に変わり、2009年の2月に新サイトとして「うな研」が一般公開を始めました。
一般公開に先駆け2008年11月に、旧うな輪からうな研へ移籍する20余名のメンバーにはプレ開設し、その掲示板上で「どのような方針でいくか? どのように運営するか?」などの議論が夜な夜な熱く展開されました。
その中で、サイト管理人といいますか、要するに中心人物の選定で、なんと私が担ぎ上げられてしまいました。
最初は辞退したのですが、メンバー全員と面識があることや、年齢も上から数えた方が早かったから選ばれたのですが、なんか・・・ 高校の時に学校で一番悪い奴をみんなで寄ってたかって生徒会長にしたのを思い出してしまいました。
結局は、私が「代表」 うなぼうずさんが「システム管理」 他6名が大会時の釣果審判、そして顧問1名の体制でスタートしたのですが、実質的には私やうなぼうずさんをはじめとする関西勢が中心となって大会ルールやその他の方針を決定していきました。
ミーティングの場所としては兵庫県伊丹市のファミレスを主に利用し、クソ不味いドリンクバーのコーヒーをゲップが出るまでお代わりしながら、平日深夜もお構いなしに話し合いを続けました。

そして2009年2月に無事一般公開にこぎつけ、新規メンバーも順調に増える中、大会名を「U-1グランプリ」として新たな闘いが始まりました。
※2010年からはよりフラット感のある運営を目指し、代表制を廃止し、私は単なる運営側兼選手として活動しています。


                           2009年

記念すべき第一戦目の5月大会、愛知のmaruさんが78cmを釣り上げ、型の部で優勝。
数の部と総合の部をうなぼうずさんが制し、新たな歴史の幕が切って落とされました。
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          maru 78cm

6月大会、7月大会はは丹後組客人のドルキューさんが2連勝。
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     ドルキュー 6月大会75cm            ドルキュー 7月大会83cm
8月大会は私が83cmで優勝し、丹後組としては3連勝となりました。
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                            ぱらまた83cm
9月大会はいぶし銀のうな新さんが見事に型・数・総合の3部門で優勝し、再び優勝旗が箱根を越えました。
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                            うな新 69cm

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型の部チャンピオンは丹後組客人のドルキューさん、数の部はレプトさん、総合の部はうなぼうずさんとなりました。
特筆すべきは3部門すべてで上位入りのうな新さん・レプトさん・ジョコさんの活躍です。
うな新さんはうな研最年長でありながら、その年齢を感じさせぬアグレッシブさで、多くのメンバーに感銘を与えてくれました。
そしてレプトさんは日本で一番賢い大学を出て、この当時は私の息子の大学の教授でした。\(◎o◎)/!



                            2010年

この年私が予測した通り、ジョコさんが大活躍し、型・総合の2部門でチャンピオンを獲得し、2冠を達成。
丹後組客人のドルキューさんは勝手知ったるホームグラウンドの鳥取に戻り、数の部を制しました。
そして特筆すべきは、中部地区から驚異の新人が現れたことです。
急流の中洲での釣りを得意とする愛知のぶんやさんの登場です。
大会時での成績は5月の2位と9月の1位のみでしたが、見事に年間ランク2位を獲得、その果敢な釣行スタイルや知見の深さから、翌年の活躍が確実視されました。
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                     9月大会 ぶんや 78cm
そして、もう一つ強烈な話題が・・・
うなぼうずさんの弟子のひとみちゃんがついにその実力を開花させ、7月大会総合の部優勝、9月大会数の部優勝の大活躍を見せ、終わってみれば数・総合の2部門とも師匠よりの年間ランク2位、型の部でも師匠よりの年間ランク6位を獲得し、男性陣に旋律が走りました。
ひとみちゃんには「鰻釣り女王」としてうな研内で使用するイメージ 11このような栄光のアバターが進呈されました。
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                              2011年
この年の話題はなんといっても2010年に登場したぶんやさんの三冠王獲得に尽きると思います。
型の部2勝・数の部1勝・総合の部1勝、全大会においてポイント獲得で、うな研初の三冠王を達成しました。
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                       8月大会 ぶんや 84cm
そして2010年はやや失速したものの、御大うな新さんが6月大会優勝をはじめとして奮闘され、2009年以来となる型の部ランク2位を獲得、数の部・総合の部でも4位に入り健在ぶりをアピールされました。

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                       2012年(記事作成時点)

今年のランキングボードは6月大会終了現時点で以下のようになっています。
5月大会で型の部を制したうな新さんが、6月大会はまさかのノーポイント。
対して5月大会を肋骨骨折で途中リタイヤした私が6月大会で2年10か月ぶりとなる型の部優勝でランキングトップに立ちました。
型の部は順位に対するポイントに、年間最大サイズが1㎝=1ポイントとして加えられるので、たった一回の優勝でランキングトップになったのですが、その差は5位のうな新さんまで含めても僅かに8ポイント。
まさに激戦です。
渇水と高水温の8月、台風の9月を考えると、やはり7月大会でしっかりと結果を残せるかどうかが型の部のターニングポイントとなってくるでしょう。
事実、うな輪時代まで遡っても、7月大会を制したものがチャンピオンになる確率は高いのです。\(◎o◎)/!
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総合の部はジョコさんがかなりのアドバンテージを確保しておりますが、今後はぶんやさんや施設長さんの追い上げに加え、2009年以来の王座返り咲きを画策するうなぼうずさんも、常軌を逸した手段によって間違いなく上位に食い込んでくるものと予測しています。
私は現在4位につけていますが、ま、これは拾いもんみたいなもんですので、今後はこの部門では順位は急降下すると思います。(ToT)/~~~
数の部が今シーズンより休止となり、型・総合の2部門での争いとなりましたので、昨年のぶんやさんの獲得した三冠王は最初で最後となるかもしれません。

今週末からは7月大会が始まりますが、既に多くのメンバーが週末に照準を合せ、この連休を利用して調査釣行に出かけている模様。
現在午前1時28分、今も何処かで竿先を見つめているアホが何人もいることでしょう・・・・ヽ(^o^)丿