うな研8月大会&団体戦

さて、今年もうな研の団体戦が始まりました。
これは「アホの祭典」と言っても過言ではないほど、全国のアホが一か月間にわたり血眼になって闘いを繰り広げるうな研最大のイベントで、旧うな輪の最後の年に第一回目が開催され今年で4回目。
1チーム3~5名の編成で、各チームが期間中に釣ったウナギの長さ(50㎝以上)上位3本の合計長で競われます。
一人が提出できるウナギは1本のみ(※期間中の更新は可)で、つまりチームの3人が最低でも1本づつ釣る必要があり、自分が釣れてなければ、そのプレッシャーはそうとうなものになります。
第一回は関西の激烈アホチームの「ICU」イメージ 3が優勝。
第2回は我が「丹後組」イメージ 1が優勝。
昨年は「チーム最強やっちゃん」イメージ 4リーダー兼補欠のやっちゃん以外のメンバーの活躍で優勝しました。

今年は私が静岡に引っ越したこともあり、静岡のうなうなうなおじさんをメンバーに加えて新たにチームを編成し「丹後駿府連合軍」としての参戦です。イメージ 5
今年の団体戦は8.9月大会と併催となり、8月19日にその闘いの火ぶたが切って落とされたのですが、私の出撃日は20日、今回は新型仕掛けを3種類投入予定です。
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新型仕掛け駿河1号」
ま、新型って言っても、これまでの物と素材を一部変更しただけなんですが・・・
でも、2号と3号は正に秘密兵器。 いや・・・ 結果に結びつかんかったら恥ずかしいから「秘密にしておきたい」兵器かも・・・(-_-;)                                                          

20日の午後、丹後に出撃する兄やフーチンさんと互いの健闘を祈りながら小雨の降る中、自宅を出発、目指すは「静岡モンスターの潜む某河川中流域です。                                        ところが・・・ ポイントに到着してみると、上流でそこそこに雨が降ったのか、かなり増水しており流れも速く「こら、あかんわ・・・」と河口付近にスイッチ!                                           
ところが河口付近は衛星画像でしか確認していなかったので、水際への進入路が判らず、1時間以上も辺りをウロウロ・・・                                                               
最後は4駆に物を言わせて突撃路を発見し、ようやく水辺にたどり着きました。                     
予定していた中流域のポイントよりは増水もさほどではないものの、なんとも足場の悪い地形で、釣りづらいことこの上なさそうですが、日暮れも迫ってきており、今回はここで勝負をかけることに決定しました。         
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ま、だいたいこんな感じの地形なんですが、取り込みの際にはブッシュの中に入り、沈みテトラをかわしながら寄せてくる必要があります。                                                     
短竿では厳しいので長めの竿を5本セットしアタリを待ちます。                               
錘は25号でどうにか止まるぐらい、これ以上流れが速くなるとかなり悲惨な状況が予測されます。        
日没後のゴールデンタイムに入ってしばらくしたころに左端の竿に1本目と2本目が。                
どちらもなんとかエントリーサイズはクリアしてます。                                    
その後は何本かのエンピツが来た後に、竿先にやや小さなアタリが・・・                         
慎重にラインを送って大きく引き込まれた瞬間に合せを入れるとズッシリとした手ごたえ、そしてグネグネとした感触が伝わってきまた。                                                      
なんとか水面に浮かせ、手繰り寄せます。
「よっしゃ、でかいで!」と喜んだのもつかの間、 敵は沈みテトラの中に潜ろうと最後の抵抗を、そうはさせじと竿を立ててさらにリールを巻きます。
あとちょい・・・ と思ったところで急に軽くなりました・・・
あちゃあ・・・ コンクリートに擦れてPEラインが切れてしまいました・・・(-_-;)
静岡に来てからなんどか大型に遭遇しているものの、ことごとくライン切れやハリスほどけで涙を呑んでおり、この辺りのことが今の自分に課せられた課題であることをこの日もまたまた痛感しました。
どうも歯車が噛みあってない・・・ 気合が空回りしてますね・・・(-_-)
この直後ぐらいからいよいよ雨は本降りとなり、満潮潮止まりでアタリも遠のいたので、この間に弁当を食いながら全国のメンバーに「どないです~?」メールを一斉送信。
返信されてきたメールは一様に「あきまへん」とか「ダメです~」ばっかり。
記録ラッシュとなった7月大会とは打って変わって今回は全国的に低調な様子、高水温や雨による急激な水温低下など地域によってその理由は色々だろうが、あのジョコさんまでが不振を訴える電話をよこすぐらいやから、やっちゃんなんかに至っては得意のカエルやギギすら釣れんかも・・・
10時を過ぎたあたりからは雨脚も強くなり、流れも速くなって流下物がガンガン流れてきて非常に釣りづらくなってきました。
大会でもなければ絶対に撤収するようなコンディションなのですが、全国のアホもこの天候の中で頑張ってると思うとやはり勇気づけられます。ヽ(^o^)丿
結局その後は速い流れと流下物によってアタリも取れない状態が続き、定期的な餌替えの際にエンピツが釣れてるぐらいで、とうとう夜明けを迎えました。
このころには25号錘が自転車ほどのスピードで流されるようになり、仕方なしに足元の沈みテトラの中に仕掛けを投入、終了時間の6時までギリギリの悪あがきです。
撤収の準備を始めた5時45分、土砂降りの中、一番左端の竿が大きく曲がり、竿先が水面近くにまでに引き込まれるのが見えました。
慌てて駆け寄り、竿を掴んでアワセを入れますが、すでに敵は穴の中・・・
しかしラインはほぼ竿下です。
意を決して腰まで水に入りラインを手繰り寄せますが、いかんせん水が泥濁りでどないにもならず、結局はラインブレイクでTHE・END・・・・(T_T)/~~~
全身ずぶ濡れ、帰の車の中では初めて8月にヒーターを入れました・・・

帰宅後、かなり眠かったのですが、大会の主催者側でもある私は、全国のメンバーの結果報告などを集計したりしていると時間はすでに昼前。
寝るのは諦めて家内の買い物に付き合ったりしながら雨の日曜を過ごしました。
買い物の帰りに近所のケーキ屋さん「シューマンhttp://www.tv-sdt.co.jp/imadoki/cover/vol12/index.htmlゴルゴンゾーラのタルトを買いました。
このお店、地元ではシュークリームで有名なお店なんですが,他の商品もかなり秀逸で、住宅街の辺鄙な場所にあるにも関わらず、大人気のお店です。
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画像のマグカップは大阪の友人から引っ越し祝いにいただいたもので、私のお気に入りです。
中身のコーヒーはやはり、生豆焙煎のカフェを営む大阪の友人からいただいたもので、前日に私が自宅で焙煎し、釣り場にも持って行って、雨の中で冷えた体を温めてくれました。

さて、団体戦はようやく第一ラウンドを終えたところですが、ど根性軍団「東海中洲組」イメージ 9のぶんやさんが初日にいきなり84cmを叩きだし、これで一気にヒートアップ。
チーム別順位ではたぬきさん率いる「粋な5人衆」イメージ 10がトップに立っています。
まだ始まったばかりで、3本揃ってないチームもありますので、実際の勝敗の行方はまだまだ先にならないと判りません。
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今週末は私も中州に乗り入れ、新型仕掛けで一発を狙ってみることにします。