瀬戸内への調査釣行

土曜日のホームエリアの調査釣行が不発に終わり、雨模様の日曜日は手も足も出せず、低活性の悪夢にさいなまれたまま月曜の朝を迎えてしまった。
このままでは週末の大会に黄信号が点ったままとなってしまう・・・
今夜にでも瀬戸内側に調査に出るかな・・・ などと考えながら午前中の仕事をこなしているとICUのうなぼんからメールが・・・
「今夜出撃するつもりやけど、ワイのドバポイントのはまだ小さくて使いもんならん! ワレのポイントで掘らさんかいワレェ~!」
断ったりすると仕返しが怖いので承諾し、仕事の途中に様子を見に行くと・・・
北大阪の住宅地、
通行人の怪訝な眼差しなど意にも介さず頭に枯葉をぶらさげたまま、歩道側溝を一心不乱に掘り返すうなぼんの姿があった・・・
どう見ても
働き盛りの男がド平日の昼間に、脇目もふらず側溝を掘り返すその姿は、一般民間人の目にはさぞかし奇異に映ったことだろう・・・

200匹ほどのドバを掘り終えたうなぼんは、「今夜出撃するど! ただしワイは2泊の徳島テンカラ行から帰ったばかりや。 今夜も釣りに行くっちゅうたら嫁はんが怒りよるさかいにワレが悪もんになってうちまで迎えに来んかいワレェ~!」

またしても仕返しが怖いので承諾し、仕事を終えてから大急ぎで帰宅、慌てて晩飯をかき込んでいると「早よ来んかいワレェ~! 遅いことはやっちゃんでもするどっ!ヽ(*`Д´)ノ」


晩飯もそこそこにお迎えにあがり、高速を西へ西へと走る・・・
そこに先行しているICUの若頭ジョコさんから連絡が入り「なにをチンタラ走っとんじゃい! さっさと来んかいっ!ワレェ~」・・・・(-_-;)

で・・・ 到着するとジョコさんは既に戦闘開始している。
うなぼんがすぐ隣に入り、私はやや上流側へ・・・
2本の竿を出し、3本目を用意していると最初の竿に微かなアタリが・・・
鈴も鳴らさないほどの微妙なアタリで、慎重にラインを送り込んで約30秒、ククッと入ったところで合わせを入れると100%鰻と確信できる引きが伝わってきた。
ハリスは私にしては最小の2.5号、慎重に引き寄せて抜き上げたのがこいつ。
イメージ 1
 60台の海ウナギ

とりあえず3人の中で本日のホールショットは奪った、それにもまして釣れてホッとした・・・
しかし食いが渋く、抜き上げた瞬間に鉤が外れた。
正に皮一枚にかかってたようである。
しばらくしてジョコさんにも60台が、その後70台が来たと連絡が入る。
しかし後が続きません・・・・

釣れたのは満潮の潮止まりの前後のみで、下げに入ると何のアタリも無くなった。
ま、今回は調査が主な目的やから粘ってもしゃあない。
粘りゃあと1本や2本は誰かの竿に来るかもしらんけど、「今夜のところはラーメンでも食って帰ろうや」と相談がまとまり、異例の11時撤収。
帰り道の初めて入ったラーメン屋で、「今大会の本命はうな新さんとたーさんかな~? いや、東海勢も怖いでぇ~ なんとかせなあかんな・・・ 」
「ここまで状況が厳しいとICUや丹後組やゆうてられへんで・・・ この際やから関西連合を結成するか・・・」などと作戦会議をして解散となりました。


で、本日から本格的な入梅の模様となり、これで西日本も完全にスイッチが入ってくれると期待しているのですが・・・