団体戦優勝ヽ(^o^)丿

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お、お、お、終わった・・・  勝った・・・・  し、しんどかった・・・
今回は昨年以上にしんどかった・・・ 
9月の23日に私が74センチを釣り上げて、我が丹後組はチャンピオンシップのポイントリーダーに立ってはいたもののその差は僅か・・・
いつひっくり返されてもおかしくないようなレース展開であった。
2位につけている宿敵ICUは、推定で195ポイントぐらい。
大会途中で正式計測値を発表せず決して手の内を見せない、彼らの得意とする手口である。
特に今年のような僅差のレース展開では、これは他のチームには精神的なプレッシャーになり、動揺を誘発する効果がある。ヽ(^o^)丿
その差6ポイントぐらいでは決して安全圏とは言えず、優勝ラインを230ポイントぐらいと予測していた我がチームはさらなるリードを狙って出撃を繰り返した。
もちろん他チームも血眼で出撃を繰り返している。
大会の日数が残り少なくなっても、まだすぐそこにトップの背中が見えているのだから当然であろう。
ICUはお得意の遠征に加え、平日の連続出撃で首位奪取を試み、東海チームは団体戦に参加していないmaruさんや別府さんまでもアドバイザリースタッフとして加わり、自らのポイントを解放してのバックアップ\(◎o◎)/! 正に東海の総力を挙げてのラストスパートである。
うな新さんの66cmとやっちゃんの50cmのみで最下位につけていた「最強やっちゃん」も紅一点のひとみちゃんが60クラスをゲット!
これに刺激されたのか、規定ギリギリの50cmでお役御免を決め込みかけていたリーダー兼補欠のやっちゃんが後半になって根性を振り絞って連日の出撃を展開\(◎o◎)/!
そして、あっというまに最終ラウンドである先週末・・・
私はエントリーサイズの出ていない兄のサポート&自身のサイズアップを狙ってホームへ出撃した。
初日にに結果が出なければ現地に踏みとどまってのダブルへダーの覚悟である。
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初日は日没と同時に気温は急低下、見上げれば満天の星空、その後のぼってきた真っ赤な月が水面を不気味に照らし、釣れるのはハゼ・エイ・セイゴ・フグなどの外道ばかり・・・
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夜食の鍋焼きうどんが凍え切った体を温めてくれた(^。^)
そしてこの夜、奇跡的な出来事がはるか東北の埼玉で起こっていた。
数本のミミズとブリの切り身といった、人をなめたような装備で出撃したやっちゃんが、なんと竿出し5分ほどで70クラスゲットの報が入る\(◎o◎)/!
この男、数年に一度の割合でこのようなことをしでかすのである・・・
「これはやばいっ!」 先日のひとみちゃんの60クラスと合わせれば間違いなく190台後半の獲得ポイントである。
これでさらにうな新さんがサイズアップしたり、たーさんが60台後半でも釣ろうものなら確実に追い抜かれるし、ICUの動向も気になる・・・
なんとしてもサイズアップしなくては・・・
しかし気合とは裏腹にとうとううなぎはその姿を私と兄の前に現すことは無く、初日の夜は明けてしまった。
帰省先の地元でサイズアップを試みるチームメイトのドルキューさんも、新餌の「腐敗親子丼」が不発に終わるなどして苦戦しており、フーチンさんもこの週末は出撃できず、いよいよ我ら兄弟の肩にチームの勝敗がかかってきた。
二日目の昼間、昨夜のポイントから20キロほど離れた新規ポイント近くへ移動。
仮眠をとる兄を車に残し、私は徒歩で周辺をくまなく探索、正に「ポイントは足で探す」である。
歩き始めて1時間あまり、ようやく今夜の勝負ポイントを発見した。
かなり根がかりが酷そうではあるが、うなぎの気配は濃い。
そのことを兄に伝え、温泉に浸かって鋭気を養い夜に備えて私も仮眠をとる。
日没前に昼間に下見した新規ポイントで戦闘開始!
予想したとおり5投に3投は着底と同時に根がかりである。
本来ならばウキ釣りで攻めるべきポイントではあるが、ウキ仕掛けを持参していない。
しかたない・・・消耗戦を覚悟で攻め続けることに・・・
しかしうなぎらしきアタリは無く、釣れるのは外道ばかり・・・
「しまった、ポイントの選択を誤ったか・・・」
餌も残り少なくなり、翌日の仕事にも影響が出てはいけないので0時ごろには撤収しなくてはならないなどと思い始めた11半、一番離れた場所に立てかけていた兄の竿が大きく曲がるのが見えた。
「兄貴っ、あたっとるっ!」 一見して大型うなぎと判る引き込みである。
竿尻が浮き上がり、竿先が水面に突き刺さる寸前の竿を兄がキャッチ!
私「のったか?」
兄「のったっ!」
私が車に立てかけていたタモを取りに走り、兄はうなぎと格闘。
そして私が再び兄の下へ駆け寄った瞬間・・・・
「あ~っ・・・ ばれた~っ\(◎o◎)/!」
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全てが終わった・・・・・(ToT)/~~~
結局我がチームの獲得ポイントは201ポイントのままであった。
結論から言うと9月23日以降の度重なる出撃は、獲得ポイントや経費的には全く無意味であったことになる。
骨折り損のくたびれ儲け・・・・
いやっ、それは違う!
ポイントアップこそ果たせなかったものの、来期へつながるデータの収集や、新規ポイントの開拓など実りも多かった。
それにもまして、1ヶ月間に渡り全国のアホたちと同じ夜空を眺め、邪魔電&邪魔メールを交わし、時には掲示板上で罵詈雑言や激励メッセージを贈りながら楽しむことが出来た実に濃密な時間であった。
参加したメンバーにとっては正に難行苦行の1ヶ月間ではあったが、今年もこの団体戦でメンバーの親交や信頼がより深まったことを実感できた。

結局、最初にも書いたように大会結果としては我が丹後組が優勝を勝ち取ることが出来たのだが、これは全国的な不調により、他チームも後半の追い上げが出来なかったためで、正に辛勝、首の皮一枚で逃げ切ったかんじである。

団体戦(チーム対抗戦)成績

優勝 丹後組 (ぱらまた、トモエ兄、フーチン、ドルキュー) 201P
2位 チームICU(うなぼうず、ジョコ、花武、佳サ) 195P
3位 チームやっちゃん(やっちゃん、うな新、たー、ひとみちゃん) 194P
4位 チーム東海(たぬき、施設長、こいち、はまぐり) 177P
5位 チーム西果て(レプト、ジョニー、トモエJr、効用○、Mr6) 175P

団体戦個人成績
優勝 ぱらまた   74cm
2位 フーチン 73cm
3位 ジョコ   68cm
ヤッチャン   68cm

最後に、今回の団体戦に参加した全てのメンバーに心から「ありがとう」と「お疲れ様」の言葉を贈りたいと思います。
そしてなによりも、最後まで事故も無く終わることが出来、これによって来期につなげることが出来ることが最大の喜びです。

さて、次はいよいよ「冬の陣」ですよ~ヽ(^o^)丿