うな研第一回全国オフ

先週末、うな研の第一回全国オフが開催されました。
場所は浜名湖の畔のオートキャンプ場です。
雨が降っても大丈夫なように、常設の大テント下を確保するために金曜日から東海勢のたぬきさんと施設長さんが先遣隊として現地入りしました。
今回の参加メンバーは、関西や東海を中心に、西は山口県、東は埼玉県などから集まった16名。
集まった天然鰻も全国7水域。
それ以外にも2水域の天然スッポンやモクズ蟹・高級魚のマゴチなどなど、毎度のことながら実に贅沢な素材が一同に介することにる。


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キャンプ場に相応しくない大掛かりな調理器具が持ち込まれます。


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一日目の昼食はうなぼうずさん特性のパエリア、魚貝の出汁が効いてて実に美味。
これとは別にたーさん特性の神戸長田仕込み「そば飯」も、こだわりの『ブラザーどろからソース』がスパイシーでこれまた絶品、関西以外のメンバーにはかなりのカルチャーショックだったと思います。

腹ごしらえが出来たところで早々と夕食の準備にとりかかる。
今回は「鰻担当」と「スッポン担当」の二手に分かれて効率的に作業を進める。
スッポンは灰汁をとりながら澄み切ったスープに仕上げるのに時間がかかるので、氷水で鰻を〆ている間、先にスッポンを解体し、その後に鰻を捌き、串打ちをして焼きの準備を整える。
旧うな輪時代からの流れで、回を重ねるごとに各々が得意な作業を率先してこなすようになり、今回も実にスムーズに調理が進んでいく。


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職人の世界では「串打ち3年」と言われるが、画像の彼は年間に2~3本しか釣らないので、今回だけで自分の釣る5年分ぐらいを串打ちしたことになる。


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今回持ち込まれた天然鰻の総数は35本、やや小ぶりの鰻も混じっていたのでオフ会では久々となる八幡巻も登場、鰻の脂が染み込んだ牛蒡の食感が最高に美味い。
これ以外にも定番の蒲焼はもちろんのこと、今回のオフで初お披露目となる新作メニュー『鰻の黒胡椒焼きサラダ仕立て』や『白醤油焼き」も大好評だったのだが、皆食うのに必死で画像は無い・・・(ToT)/~~~


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うなぼうずさん入魂の『スッポン鍋』も完成! 濃厚なコクがありながらさっぱりと上品な味で、コラーゲンたっぷりのそのスープは、女性にとっては最高の料理であろう。
下手なエステに10回通うぐらいならこいつを一度食するほうが間違いなくお肌はツルツルスベスベになりますヽ(^o^)丿
宴が佳境を迎えた頃、仕事を終えて三島からプロの鰻職人の宇奈衛門さんが駆けつけてくれた。
皆のリクエストに答え、プロの捌きの実演が始まる、今オフ会で最も盛り上がった瞬間であった。


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宴は深夜まで続き、最高の食材による料理の数々に全員が大満足。
食後には、コーヒーマイスターの友人が、昨夜焙煎してくれたコロンビアでコーヒータイム。
香りも味も最高で、これまた満足の一杯でありました。
午前2時ごろにそれぞれがテントやキャンピングカーで就寝、翌朝は7時に起床して朝飯作り。
この日の朝飯はイングリッシュマフィンやハッシュドブラウンに加え、皆のアンコールでたーさんの「そばめし」
皆で後片付けを済ませ集合写真を撮って、前日から始まっている『うな研団体戦』での健闘を誓い合って解散となりました。