イクシオトキシン

今回もここ数日のことを忘れないうちに書いておこう。

イメージ 18/11 讃岐から水密桃が届いた。
私が長年お世話になった鰻釣りサイトのパイオニア「うな輪」の管理人のふ~さんのご親戚の方が丹精こめて育てておられる逸品である。
私がこの桃に出会ったのは今から6年前、初めてうな輪の釣り大会に参加させていただいた時、型の部入賞の賞品として頂いた。
香りも甘みも実に秀逸で、この季節の楽しみの一つとなっており、毎年親戚へのお中元や自家消費用に取り寄せている。
http://mitonan.com/?mode=cate&cbid=492719&csid=0

8/15
この日は兵庫県西部へプチ遠征。
兄と親父の墓参りを済ませてから入院中のお袋を見舞い、その足で一路この日のポイントへと車を走らせる。
現地にはチームICUのうなぼうずさんとお弟子さんのひとみちゃんが先着しており、私が車から荷物を降ろしていると姫路の佳サさんも到着。
適当に分散して釣りを始めるが、この日はどうも活性が低い。
先の大雨の影響か、水の色がどうも良くない。
日付が変わるまで粘って、納得サイズは画像の黄金色に輝く1本のみで、あとは50前後のエンピツを3本・・・
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8/16
この日は鰻ストックが増えてきたので「鰻料理パーティー」となる。
10本を捌いて定番の「蒲焼」と新作の「鰻の黒胡椒焼きサラダ仕立て」「白醤油焼き」「佃煮」を作る。
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「鰻の黒胡椒焼きサラダ仕立て」です。
※レシピ
①玉ねぎ・三つ葉ミョウガ・青葱・パプリカ・水菜・大葉などの野菜を千切りし、玉ねぎは水でさらした後に全てのやさいを水切りし、ざっくりと混ぜておく。
②黒胡椒と塩を振った鰻を「関西風地焼き」の白焼きの要領でこんがりと焼く。
③焼きあがった鰻に①の野菜を盛り付け、ごま油とポン酢をかけて出来上がり。
ごま油の代わりにEXバージンオリーブオイルでもOK!
蒲焼とは違い、さっぱりとしているので、この時期にはお勧めです。
野菜をたっぷり食べられるのも嬉しいです。


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「白醤油焼き」です。
※レシピ
①昆布出し4・酒2・白醤油1に味醂と砂糖少々を好みで合わせてタレを作ります。
蒲焼のタレに比べると「澄まし汁」のような感じにしてください。
これに素焼きした頭や骨を入れてコクを出します。
②白焼きした鰻にこのタレを2回ほど塗り焼き上げます。
奥の蒲焼の色と比較して、タレの濃さや焼き上がりをイメージしていただければと思います。
蒲焼よりあっさりとしており、お酒の肴にはもってこいではないでしょうか。

8/18
この日は単独で調査に出かける。
ポイントは今月はじめに調査したB川である。
前回の調査では60台であったが、今回はサイズUPを期待して仕掛けにもやや工夫をしてみた。
しかし結果は期待とは裏腹に、またもや50前後のエンピツ3本・・・
また違う潮の時に来ることにして、例の「くっそぉ~ポイント」へ移動する。
しかしここも低活性で、それらしきアタリがないまま1時間が経過したころ、真ん中の竿に鈴も鳴らぬほどの微かなアタリが。
慎重にラインを送って、三度目のククッとしたアタリで合わせを入れる、「乗った!」
そこそこの重量感を感じながら抜きあげたのは綺麗な緑色をした70弱のメタボ。

そして悲劇はこの直後に起こった・・・
玉ねぎ袋に取り込む際に鰻が暴れ、鉤の掛かりどころが悪かったのか、鰻が出血した際の返り血が右目に入ってしまったのだ・・・\(◎o◎)/!
それも一滴ではなく「ビチャッ」といった感じで、けっこう大量に・・・
鰻の血液には毒性があることは知っていたが、これまでは指の傷口に入ってズキズキするぐらいの経験しか無かったが、今回はただ事ではない・・・
とにかく痛いのだ・・・ どんな痛さかというとセメダインと砂を同時に目に入れたようなかんじである。
右目はほとんど開けることが出来ずこの時点で撤収決定、右目をペットボトルの水で洗い流し、ほぼ左目だけで運転して帰宅した。
途中で兄の家に寄って目薬を貰い、それを注して幾分ましになった・・・
先ほどネットで鰻の血液について調べてみると「イクシオトキシン」とか言う毒で、目に入ると結膜炎を起こし、最悪は失明することもあるらしい\(◎o◎)/!
幸い今回はそのようなことも無く、今もやや違和感と充血はあるものの大事に至りそうにはない。
皆さんもくれぐれも気をつけてくださいね、かなり痛いですよ。
で、あれだけ大量に出血した鰻は意外にも今夜も元気です、恐らく致命的な部分からの出血ではなかったようです。
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画像左上が出血鰻です。
現在ストックは81.73.70弱の3本、来月の中旬に開催される「うな研」のオフ会に持ち込むので、あと5本は追加しなくては・・・