のんびりしずおか鰻バトル

私は「うな研」のU-1グランプリ以外にも友好サイトである「のんびり静岡」の「鰻バトル」http://www5f.biglobe.ne.jp/~nonbiri-shizuoka/unagibatoru2009.html
にも出場している。
こちらのルールは大会日が予め決まっているU-1グランプリとは異なり、1~12月の毎月一回、任意で出撃日を決めるのが大きな特徴である。
6~8月の3ヶ月間は特別に月二回の出撃が認められており、何れか良いほうの出撃日の成績が順位に反映されるシステムとなっている。
先月末時点で私は179ポイントで首位、僅か1ポイント差で埼玉の古豪でやっちゃんの師匠でもある「のぐちゃん」が2位、3位には管理人の「うなうなうなおじさん」がつけている。
先日のU-1グランプリ7月大会は、同時に「鰻バトル」にも出撃宣言をし、ダブルエントリーとしていたのだが見事に惨敗を喫し、同じくダブルエントリーをしていたのぐちゃんとやっちゃんの師弟コンビは、のぐちゃんが58センチを筆頭に3匹、5位のやっちゃんまでもが64センチを1匹釣り上げた。
これによって私は首位陥落の危機に直面する羽目に陥った・・・
更に3位のうなうなうなおじさんも12日の日曜日に出撃し、首位を虎視眈々と狙っている。
結局うなうなうなおじさんはでっかいナマズのみに終わったのだが、一両日中にもランキングテーブルの画像が更新されるため、事実上及び画面上での首位を維持するには13日の夜に7月2回目の出撃をして、最低でも1匹なら73cm以上を釣らなくてはならない。
首位から陥落などしようものなら、品行方正なうな研とは違い、このサイトでは容赦なく罵詈雑言が浴びせられるのだ・・・
夕食後に先日の「くっそぉ~ポイント」へ出撃する旨を「うなぼうずさん」にメールで伝えたところ「ワイも行くから迎えに来んかいワレェ~! タモ入れ係りが要るやろワレェ~!」と言われ、気の弱い私は断る言葉も見つからないまま、うなぼうず宅経由で「くっそぉ~ポイント」へ車を走らせた。
10時過ぎ瀬戸内側ポイントへ到着し、防波堤をよじ登り、テトラ帯を超えて釣座へ入る。
かなり大きな川なので投入点の選択に悩むが、正面方向に2本、上流向きに3本で様子を見ることに。
うなぼんは少し河口寄りの釣座を選択し、ほぼ同時に戦闘開始となる。
水が驚くぐらい綺麗に澄んでおり、鰻釣りには少し不安のある状態である。
やっちゃんからの「邪魔メール」の着信音は頻繁に鳴るものの、二人の竿先の鈴は全く鳴らないまま時間だけが経過していく。
しかし、このポイントは先日も撤収を開始した0時過ぎに最後の一本が釣れた実績もあるので、0時以降に期待をかけ、日付が変わる直前に全ての竿の餌を取り替える。
そして0時1分、河口寄り一番下のうなぼんの竿の鈴が激しく鳴り、竿が倒れる。
私がタモ入れをして取り込んだのはややエメラルドグリーンのかかった70クラスの「沖上がり」らしき固体。
その10分後にやはりうなぼんに50台のエンピツが来る。
しかし私の竿は沈黙したまま・・・ 「このままではやばいで・・・ 本日もボーズを食らえば先日のU-1グランプリと合わせて2連続ボーズ・・・ あの連中の罵詈雑言の書き込みが脳裏をよぎる・・・」
まずいな・・・ と思った次の瞬間、私の一番河口寄り正面の竿の鈴が激しく鳴り、竿先が大きく曲がる! 
ドラグを緩めながら慎重に足下まで引き寄せるものの、水面まではタモが届かない・・・
うなぼんに「空中キャッチ」を要請し、竿のしなりを利用して一気に抜き揚げてタモにキャッチ!
目測で75クラスである。
1時に撤収し、安堵感と達成感に浸りながらうなぼんを送り届けて帰宅し、のんびり静岡の連中が目覚めるまでに画像をアップすべく、真夜中の採寸・撮影をする。
しかし夜目遠目に欲目が重なったのか、実寸は69.5センチ・・・
イメージ 1

「あちゃ~ 首位陥落や・・・(ToT)/~~~・・・ ん? 69.5・・・?」
ここで鰻バトルの特徴でもあるボーナスポイントを思い出した。
68.5~69.5センチには何故か100ポイントのボーナスが与えられるのだ。
ということは69ポイント+100ポイント+5ポイント=174ポイントヽ(^o^)丿
が~はっはっはっ やはり勝利の女神は私に微笑んでくれた(*^。^*)
東の空が白み始めるころ、私は心地よい疲労感と達成感に包まれながらシャワーを浴びて深い眠りに落ちていったのであった・・・