U1グランプリ7月大会 ・・・惨敗

今回の大会、結果から先に書けば惨敗である・・・
過去の7月大会は比較的好成績を残していることもあり、自分としてはかなりの自信と期待もあったが、完膚なきまでに叩きのめされた。
今回は大会当日に仕事があり、終業後にホームのポイントへ向かい、先行している兄やドルキューさんと合流することになっていた。
仕事を終えた私は慌しく出発の準備に追われていた・・・
そしてガレージから車を出すときに、左にあったフェラーリの右フェンダーとバンパーをこすってしまった!\(◎o◎)/!
ま、私のガレージに置いている知人のフェラーリなので大事には至らないのだが、知人に連絡を入れたりで時間を大きくロスしてしまった。
おまけに家から数キロ走ったところでドバを置き忘れたことに気づきUターン、渋滞にも巻き込まれ、またまた時間をロス・・・
考えてみればこの時点で今大会の結果は出ていたのかもしれない。
ポイントに到着した頃にはゴールデンタイムを過ぎており、完全に中弛みの時間帯であった。
3人で同一のポイントに入っていたのだが、意を決して一か八か初めて竿を出すポイントへ私一人が移動した。
0時にそのポイントに到着し、大急ぎで竿を並べる・・・
最初に来たのは60オーバーの鱸、比較的アタリは小さく、一気にひったくって行くというような感じではない。
次に50クラスのマルタ、そしてまた同サイズの鱸、そしてマルタと続く・・・ 
午前2時過ぎ、さっきと同じようなアタリがあり、「クソッ、また鱸やな・・・」と思い、やや粗雑に合わせを入れたところ、ズシン!とした手応えとともにグングンと後方へ下がるウナギ特有の引きが伝わってきた、「よっしゃ、来た~!」と慎重に寄せる・・・ 足下にタモを用意して取り込みの準備をする。
ところが掛かりが浅かったのか、手前の浅瀬で最後の抵抗を試みて全身をのたくったウナギの口から鉤はいとも簡単に外れた・・・
最初からウナギと判っていればもっと慎重に糸を送り込んでいたものを・・・
やはり思い込みや焦りは釣りの大敵であることを再認識させられた。
この時点で、もはや「日の出直前の大物」にかけるしかないと覚悟を決め、全ての竿のハリスや鉤の状態をチェックし、気合を入れ直す。
東の空がやや薄明るくなってきた頃、最後のチャンスに期待を膨らませる私のもとに兄からメールが届いた。
内容は『ドルさんに80オーバー!』\(◎o◎)/!
そっちに来たかぁ~・・・ これでほぼ万事窮すである・・・
何故かと言うと、過去の経験上「日の出直前の大物」は不思議なことにチーム全体、エリア全体で一発こっきりなのである。
今回はこれにて全てが終わった・・・
道具を車に積み込み、兄たちのポイントへ移動し、「うな研」への投稿用のウナギ画像を現場で撮影する。

画像①ドルキューさんの83cmのクダリ・63cm・61cm。
イメージ 1


画像②兄の61cm
イメージ 2


画像③私の正直者にしか見えないウナギ・・・(ToT)/~~~
イメージ 3


というわけで、今回は全くのええとこなしで終わった・・・
あのやっちゃんにすら負けてしまった・・・ 恐らく初めてのことである。
日ごろ「のんびり静岡」や「うな研」において、メンバー全員から下手くそ・こんじょなしの代名詞のような扱いを受ける彼にとっては、これは大きな自信となり、今後うな師としての成長の糧となるかもしれない。
そう考えれば、私の今回の敗北にも救いはあるのかも・・・

今年の大会は残すところ8月と9月のあと2戦である。
思い起こせば、旧うな輪の2006年も、5~9月の大会でノーポイントとなり地獄を味わった思い出がある。
結局は10月大会と11月のプレーオフで2連勝して、辛うじて年間ランキングは3位に滑り込んだ。
しかし、今年は周囲のライバルたちのレベルが異様なまでに高く、そう簡単にはいかないだろう。
残り2戦、どんなドラマが待っているのか・・・? 今から楽しみで仕方が無い。