田母神さん逮捕の一報を受けて

倉山 満氏のブログより転載

 田母神さん逮捕の一報を受けて。
 いよいよ来る日が来たか、という感がある。
 ただ私の立場は変わらない。
  私はタモさんがまったく悪くないとは言わない。
 少なくとも人を見る目が無かったのは確かだ。
 だが、それは政治的責任であって、道徳的責任とは別だ。
 確かに、法律論としては、迂闊の謗りは免れないが、ではそれが道徳的悪徳になるのか。
 なるほど、「法は不知を許さず」との法諺はあるが、では今回のタモさんは確信犯よりも悪徳なのか。
 そして明らかに今回の一件で、タモさんを社会的に葬り去ろうとしている勢力がある。
 ここでタモさんを抹殺することが正義なのか?
 誰とは言わない。
 タモさんを売りとばした人間が正義を語るなら、その人間の手が薄汚れていないかどうかを、しかと確かめるべきであろう。
 タモさんはこの騒動になってから出版は延期、講演は次々と中止となっていたらしい。
 つまり仕事をことごとく断られていたらしい。
 私は5月29日の田母神道場の講師を依頼されていた。
 担当者は不安そうだった。だが、ここに決然と宣言する。
 正義とはいかなるものかを示すために。
 この世に正義があるという事を示すために。
 私は迷わず田母神道場に立つ。
 演題は、
保守したければ筋を通せ!
とする。
時間:5月29日(日)14時25分から
場所:きゅりあん(品川区立総合体育館)小ホール
 日和見主義者はいらない。
 真の愛国者だけが集まってくれればそれで良い。