ドタバタ関西行②

うなぎ釣りシーズンの開幕が近づくこの時期、毎年うな研の役員会を開催して色々な事柄を決めるんです。
例年なら中間地点の愛知県で開催するんですが、岐阜と愛知在住の二人の役員が、どうしても神戸周辺の文化に触れてみたいと懇願するので、今回は趣を変えて淡路島の山荘でやることになりました。
日ごろは田畑や山林に囲まれて生活している二人の到着を阪神高速神戸線の京橋PAで待ちます。
連休&春休み突入と言うこともあり、名神西宮辺りからの渋滞に巻き込まれた二人、いきなり都会の洗礼を浴びることとなりました。ヽ(^o^)丿
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予定より1時間遅れで二人の乗る黒いワンボックスがPAの進入路に入ってきます。
PA建屋の上に居た私たちを見つけ、嬉しそうにカメラをかまえています。
日ごろは杉の木よりも高いものを見たことのない二人は高層ビルや人と車の多さに驚きの連続です。ヽ(^o^)丿

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昼飯は明石の「玉子焼き」の名店「今中」へ。

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昆布出汁と淡口醤油の上品で繊細な味が、赤味噌を基準とした彼らの舌に理解できるか不安でしたが、大喜びで食ってました。ヽ(^o^)丿

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食後は明石の「魚の棚」へ。 この時期は「いかなごの釘煮」のシーズンで、多くの店の前には炊きあがったばかりの釘煮が売られていました。

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食後は明石海峡を渡り淡路島側へ。
世界一の吊り橋に二人の目はまん丸になり、しばし呆然と橋を眺めて立ち尽くしておりました。ヽ(^o^)丿

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北淡にある山荘に到着したところ、2年間放置していたため、庭はまるでジャングルのような状態に・・・\(◎o◎)/!
部屋の窓を開けて風を通し、布団を干す都会グループと草刈りをする田舎グループの二手に別れて作業することに。

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     車に草刈り機を常備している辺りは流石です。ヽ(^o^)丿

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田舎グループの活躍で、なんとか車を入れるスペースは確保できました。

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三時のおやつは淡路島北淡の焼き穴子の名店「あさじ」の焼き穴子丼です。
淡路島の西に広がる播磨灘穴子は日本一です。ヽ(^o^)丿

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日没後に明石海峡大橋を一望できる露天風呂でのんびりと湯につかりました。

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        一風呂浴びて山荘に戻って宴の始まりです。
        羊好きの多いうな研、今夜は定番のジンギスカンです。

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夜食は愛知のぶんやさんが先日購入したフィリップス製のパスタマシーンで打った二八蕎麦。
「機械で打った蕎麦なんか・・・」と侮っていましたが・・・
断面が丸くなるため歯触りが劣るものの、上質の蕎麦粉を使ったせいもあり、予想に反しての出来栄えに少し驚きました。ヽ(^o^)丿

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翌朝は、自称「珈琲通」のぶんやさんが三河弁で講釈をたれながら淹れた珈琲とうなぼうずさん特製のフレンチトーストで朝食です。

山荘を後にして、すぐ近くの「北淡震災記念公園」へ。
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長いドーム屋根の下に野島断層が当時のまま保存されています。

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施設内では阪神淡路や東日本の震災の「揺れ」を体験できるコーナーもあります。

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          昼過ぎに再び神戸側に渡り中華街へ。

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二人は地元へ帰った際に周囲の人間に自慢する為に記念写真を撮りまくります。

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岐阜愛知組がどうしても「ビフカツ」ヲ食いたいと言うので、昼飯は中華街近くの洋食の名店「一平」へ。
岐阜の大男は大めしを二杯も、店の姉ちゃんが笑っておりました。\(◎o◎)/!
この男は

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    食後のデザートは神戸餃子の老舗、創業六〇年の「ひょうたん」へ。

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腹が膨れて満足げな岐阜県人。 このあと、すぐ隣の「かりんと饅頭」の店に・・・
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            まさに底抜けの胃袋・・・

ま、こんな調子で神戸周辺で食いまくり、関西文化の奥深さや繊細さに触れた彼らは、それぞれの地元に帰り、まるで遣唐使のように周囲の人々に自分の体験を語ってくれることでしょう。

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      うなぼうずさんから湯浅の醤油をいただきました。
      淡口と濃口と白絞りの三本です。
      これは実に楽しみです。ヽ(^o^)丿