偶然

「うな研オープン戦」が4月25日から5月6日までの期間で開催されました。
ところが今年は全国的な低水温もあり、最終日前日になっても誰も規定サイズの60㎝以上が釣れないといった激渋の状況です。
私も2回出撃してエンピツのみの貧果で、こらなんとかせなあかんと最終日の6日はかなり本気モードで出撃しました。
今回選んだのは県東部の渓流ポイント。
静岡ICから高速に乗り、合流車線から本線に入って追い越し車線に出た時、ふとルームミラーを見るとなんか見覚えのある車が・・・?
その時ケータイが鳴り、見ると「たーさん」の表示が\(◎o◎)/!
そ、真後ろに居るのはやはりうな研一のちょい激悪おやじのたーさんでした。
たーさんは連休を利用して関西に帰省し、ちょうど東京へ戻る途中やったんですが、静岡ICで私が前に合流してきたわけで、これってものすごい確率ですよね。
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前を走る私をたーさんが撮影し、すぐさまLINEのうな研グループに情報が飛びます。\(◎o◎)/!
とりあえず日本平PAに入り、あまりの偶然にお互い驚きながら茶ぁしばくことにしました。
以下はその時の会話です。

たー「今からオープン戦の出撃ですか?」
ぱら「そや。 たーさんはこのまま東京へ帰るんかいな?」
たー「そうです」
ぱら「一緒に出撃しようや」
たー「道具を積んでへんのですわ」
ぱら「ワイの車には竿が13本、仕掛けもぎょうさん有るがな」
たー「ほな行きますわ♪」

やっぱりアホは話が早いヽ(^o^)丿
時間にしてわずか30秒ほどの会話で、急遽出撃が決定。
たーさんはすぐにうな研サイトに出撃宣言の書き込みをします。
しかし・・・ なんぼ誘われたからっちゅうて、東京に帰る途中に高速降りて、山奥の渓流に夜釣りに行くとは・・・ 筋金入りのアホやで・・・ヽ(^o^)丿

当日のポイントは四駆でないと厳しいんで、たーさんの車を近くの駐車場に置いて、私の車でポイントへ突入します。
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沼津の辺りで少し道が混んでて、日没直後のまだ明るいうちになんとかセットアップを完了しました。
当日の水温は16℃、気温もこの後は急激に下がりそうです。釣れるとしたら早い時間帯です。
渓流は気温の低下に連動して急激に水温も下がるんで20時までが勝負です。
19時半に私の竿にアタリがあり、微妙なサイズが釣れました。

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20時になり、撤収しようかと話していたらたーさんの左端の竿に大きなアタリ!
一番硬い投げ竿が大きく曲がりました。
すかさずたーさんが合せるものの、ちょっと早かった。
痛恨のすっぽ抜け\(◎o◎)/!
身餌の難しさです・・・
竿の曲りからして確実に70オーバーだったと思われ、上げてたらこの時期なら優勝サイズです。
悔しいので45分延長して20時45分まで粘りましたが、水温的に考えてもこれ以上は徒労に終わると判断して撤収。

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駐車場で私の釣った微妙サイズを計測します。

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なんとかエントリーサイズの64㎝。
計測後は河へお帰りいただきました。

ま、そんなこんなの今年のオープン戦やったんですが、終わってみれば、なんと最終日にも釣れたのは私だけ。
と言うわけで、実に嬉し恥ずかしの優勝となりました。(@_@;)
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2012年のオープン戦も激渋で、ただ一人、やはり64cmを釣り上げたうなぼうずさんが優勝しました。
2013年オープン戦はまさかのエントリーサイズ上がらずで、総玉砕\(◎o◎)/!
シーズン初のエントリーサイズが、やはり5月6日の私の79㎝と78cmの2連発。
これで2年連続でホールショットはとったわけですが、今年も去年もともに中流域でしたので、シーズンイン当初は水温の高い汽水域が有利との定説がここに来て崩れ始めています。
やればやるほど解らんようになる鰻釣り・・・
ま、そこが魅力なんですがね・・・ヽ(^o^)丿