韓国フェリー沈没

国史上最大の海難事故が起きた。
多くの人がまだ船内に閉じ込められたままなんやけど、現場周辺は潮流が速く、救出作業ははかどってへんらしい。
亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、あとは一人でも多くの人に助かってほしいと願うばかりや。
事故の詳しい内容や現在の状況はメディアがガンガン流してるからここではおいとく。
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今回沈没したセウォル号は元々は日本のフェリーで、兄の勤務する会社の系列の船会社が鹿児島・沖縄航路で運航してた船体です。
私も8年ほど前に鹿児島から奄美大島へ渡るときに乗りました。
2年前に韓国へ払い下げられ、船体を改修して100人ほど定員を増やしたみたいですね。
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日本で就航してたころは「なみのうえ」という名前でした。

以下は産経称からの転載です。


産経抄
逃げた船長 4月18日

2014.4.18 03:06(1/2ページ)海難事故・水難事故
 沈没する船と、運命を共にしなければならないのですか? 船長が今でもよく受ける質問だという。確かに戦時中の艦船だけでなく、かつては商船の船長の殉職も少なくなかった。
 ▼現在の法律では、「最後の離船」は、船長の義務ではない。とはいえ、船内の最高責任者であり、すべての責任を負う立場は同じだ。ひとたび海難事件が起これば、すべての乗客の退避を確かめてから船を離れるのが、当然とされる。
 ▼1912年に北大西洋で沈んだ「タイタニック号」の船長も、救命ボートに乗ることはなかった。それからちょうど100年後にイタリア中部沖合で起きた大型客船「コスタ・コンコルディア号」の座礁事故では、船長は正反対の行動を取った。
 ▼乗員乗客を置き去りにして船外に脱出し、沿岸警備隊の「船に戻れ」との指示にも従わなかった。この事故では、32人が死亡・行方不明となり、過失致死罪などで起訴された船長の裁判は、今も続いている。
▼韓国南西部の珍島付近で起きた旅客船セウォル号」の沈没事故は、救助が難航しているもようだ。修学旅行中だった高校生ら多くの乗客が、船内に閉じ込められているとみられ、韓国で史上最悪規模の船舶事故となる恐れがある。にもかかわらず、船長や航海士らは、すでに救助されているという。
 ▼船長がどんな言い訳をしているのか不明だが、生存者からは避難指示の遅れを指摘する声が上がっている。安否不明者の集計のミスなど、政府の対応にも不手際が目立つ。乗客の家族の悲嘆と怒りの大きさは、テレビ画面を通して、ひしひしと伝わってくる。朴槿恵大統領は、「反日」にかまけている場合ではない。協力要請さえあれば、日本はどんな手助けの労も厭(いと)わない。 転載終わり

さて、日本の海難救助の技術は恐らく世界でもトップクラスと思うので、ふだんのいざこざはさておいといて、お隣の国が大変なことになってるんやから、要請さえあれば助けてやるべきやと思う。
また、そのことがきっかけとなって日韓関係が本来あるべき形になればええんやけど・・・
しかし、なんでもかんでも「日本が悪い。」「日本のせいで・・・」と言う連中やで。
ひょっとすると、「日本が欠陥のある船を売りつけた」みたいなことを言いださんか今から心配や。