地に堕ちよったな。。。


「偽装ではなく誤表示」、阪急阪神ホテルズ社長が会見

私鉄王国と言われる関西において「阪急」というブランドは絶対的なもんで、それは今回の「阪急阪神ホテルズ」系列のホテルだけでなく、百貨店も電車も阪急と名が付けば、よそよりは上っちゅうのが共通した認識やったはず。
それが今回の偽装か誤表示かしらんけど、しょおもない不祥事と、その後の記者会見の往生際の悪さで、ブランドイメージは地に堕ちてもうた。
いや、地どころか肥溜めに落ちてもうたも同然や。

私も関西時代には阪急沿線に住んでることに、ある意味ステータスを感じてたし、贈り物をするときにも阪急の包装紙であることを重んじたりもした。

大阪梅田の阪急百貨店は、昭和4年に日本初のターミナルデパートとして開業し、日本初のデパ地下や大食堂は当時の大阪庶民にとっては憧れの存在であり、また誇りでもあった。
沿線には閑静な住宅街が造られ、宝塚線の終点の宝塚には歌劇場や遊園地、神戸線阪神国鉄に比べ、最も山手を走り、京都線も終点は河原町と、国鉄や京阪とはちょっと違うで、みたいなかんじで、沿線住民は「阪神電車は下駄ばきで乗れるけど、阪急電車は革靴で乗らなあかん」てな冗談ともマジともつかんような話もあるほどやった。

阪急グループ一覧

http://www.hankyu-hanshin.co.jp/company/group.html

このグループの巨大さを見れば、関西に住んでて、一日たりともこのグループに関わらずに生活することはまず不可能で、私の友人や知人にもこのグループの従業員は多く、私もかつて在籍した会社もある。

今回の不祥事はあくまでこの巨大グループの中の「阪急阪神ホテルズ」やけど、頭に「阪急」の文字が付けばグループ全体のイメージダウンになるやろし、まして阪急のホテル部門っちゅうたら、電鉄・百貨店と並んでグループの看板のはず。

プロ野球には何の興味も無い私も、今は無き阪急ブレーブスはなんとなく好きやったし、阪急電車の上品な車体の色も好きやった。
ほんでから、小学校から中学にかけては新阪急ホテルの「世界のバイキング」に連れて行ってもらうんがむっちゃ楽しみやった。
高校の頃は阪急三番街のレストランでバイトに明け暮れた。
関西時代を振り返ると、その思い出の中の数々のシーンに「阪急」は切っても切れん存在なんや。

利用者に返金すりゃ済むような問題やないど!
お前らの今回の裏切り行為の被害者は利用客だけやないねんど!


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しっかし、このおっさんの顔と態度・・・・
謝罪会見のはずやのに上からものこいとるし・・・・
だいたい、47品目も誤表示になるはずないやろっ!