国産ビンテージジーンズ②

国産ビンテージジーンズ①からの続きです。

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生地の裏に「CANTON」の印刷があるのがCANTON社の特徴で。
バックポケットステッチは横一文字の二本ステッチで、赤タブにもCANTONの文字が。

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原反にもしっかりとCANTONの文字が躍っています。

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前出の大石貿易からライセンスを譲り受けた別の会社が昭和48年ごろまで製造した「Ⅹ-WEST CANTON」と「CANTON Ⅹ-WEST」・・・・・?
ブランド名の表記が二種類存在し、どっちが正しいのか・・・・? ま、恐らく今よりもええかげんでおおらかな時代やったんでしょうね(^。^)

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これも国産ビンテージジーンズのひとつで「McQUEEN/マックイーン」
明らかにスティーブ・マックイーンからぱくったと思われる安直なネーミングが当時を感じさせます。

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そして、ぱくったのはネーミングだけではなく、紙パッチのWestern Jeansのロゴ。
cantonの紙パッチのロゴと同じ字体ですヽ(^o^)丿
「FOR YOUNG MENS」も時代を感じさせますね・・・
しかし、使っている素材はリーバイスと同じコーン社のデニム生地でジッパーはスコービル社、縫製も実にしっかりとしており、品質的には決してパッチモンではありません。
この「McQUEEN/マックイーン」に関してはどこの会社が作ってたのかすら判らず、どなたか詳しい方、教えてください。


国産ビンテージジーンズ③に続く。