クリスマスシュトーレン

私は酒が一滴も飲めないのですが、何故か酒の香りは大好きで、特にお菓子に入っている洋酒の香りがたまりません。
で、この季節になるとクリスマスシュトーレンが恋しくなります。
ドイツ発祥のこのお菓子は、出来上がってから日に日に熟成して味に深みを増していくので、クリスマスの10日ぐらい前から毎晩少しずつ食べてその味の変化を楽しみます。
一昨年は我が丹後組の宿敵であるteamICUの頭目であるうなぼうずさんが焼いたものをいただいた。
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どうですか、この芸の細かさ。
鰻のサイズでは私にかなわないものの、やはりこの手のことをやらしたら間違いなくうな研で一番ですヽ(^o^)丿

で、今年は新潟のある店のがなかなか評判がええらしいんで取り寄せてみました。
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プレーンとショコラの2種類です。

夕方帰宅すると家内が「ひとみちゃんからお菓子が届いてるよ」
※ひとみちゃんとは前出のうなぼうずさんの鰻釣りの元弟子で、昨年からは立場が逆転している日本一の女うな師です。
綺麗なクリスマスギフトの袋を開けて見ると中から木箱が・・・
な、な、なんとっ! クリスマスシュトーレンやないかいっ\(◎o◎)/!
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メッセージカードには「日本一の鰻釣り師のために心を込めて焼きました。♥」と書かれてあるヽ(^o^)丿

そんなわけで夕食後にさっそく全種類の試食をすることに。
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左からひとみちゃん謹製、新潟某店のショコラとプレーンです。
先ずはひとみちゃんのから・・・  うまあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~! ラム酒が利いててナッツやドライフルーツもゴロゴロ!
某店のものと食べ比べてみても全く遜色ないどころか、好みの問題もあるやろけど私はこちらに軍配を上げる。
もちろん某店のものもかなり秀逸で、さすがに洗練されたきめ細やかな味なのだが、ひとみちゃんのは商売抜きの強みを最大限に発揮し、コスト度外視の材料で、豪華な中にも何とも言えないワイルドさと素朴さを感じる。
ひとみちゃんにお礼の電話を入れたところ、やはりレシピはうなぼうずさんから教わったらしい。
なるほど・・・ すでにウナギ釣りで教わることは無くなったので、これからはスイーツ作りを教わる気か・・・
それにしても、初めて作ってこのレベルには驚く・・・
師匠がええのか、それとも彼女のセンスか・・・?
このぶんなら、2年後ぐらいにはウナギ釣り同様、スイーツ作りでも師弟関係が逆転するやもしれん。
てなわけで、これからクリスマスまで日に日に熟成して味が変化するのを毎日楽しむことにしますヽ(^o^)丿


【CM 1989】JR東海 X'MAS EXPRESS 60秒
この時期になるとやはりこのCMを思い出します。
色々なバージョンがあるけど、私はこの牧瀬理穂のが一番好きです。