長崎ぶらぶら・・・ 食・人・猫

息子が進学の為に長崎に移り住み、学部とと修士課程で早や6年の歳月が流れました。
このたび無事に卒業となり、その引越しの手伝いや大家さんへのお礼をするために先週末から家内と二人で長崎へ行ってきました。
いつもよりゆっくり目に車を走らせ、11時に息子宅に到着。
息子が朝食がまだというので長崎でも老舗の喫茶「ひいらぎ」へ。http://www.hiiragi-1960.com/
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歴史を感じさせる店構えです。 右はこの店の人気メニューのハヤシライス。 コーヒーも実に秀逸です。

ひいらぎを出てから息子の研究室へ・・・
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研究室の近くに棲みつく野良猫たち。 正月以来の再会です。
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ここの野良猫は実に人懐っこく、そのせいか栄養状態も良さそうです。

私が初めて長崎を訪れたのは17歳の時、高校2年の春休み、友人と二人でバイクに乗って10日間ほどの予定での野宿ツーリングでした。
夕方に平和公園の石段に腰を下ろして「さて、今夜のねぐらを探さんとあかんな・・・」と考えていると、路面電車から降りてきた男の人が声をかけてくれて「家に泊まればよか」と仰ってくれました。
なんの遠慮も無くお言葉に甘え、その上に生まれて初めての本場の長崎ちゃんぽんの夕食までご馳走になってしまいました。
今回はおぼろげな記憶を辿ってその店に辿りつき、実に
37年ぶりに当時のままの味と再会しました。
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平和公園近くの「山東省」 このボリュームで550円ヽ(^o^)丿
新地中華街などの観光客向けのお店とは違い、地元の人が普段から利用するようなお店です。
たっぷりの野菜とあっさりめのスープは最後まで飽きずに飲み干すことが出来ます。
食後の腹ごなしに付近をぶらぶらと・・・

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平和公園近くの民家裏の駐車場で見かけたなんとも強そうなオス猫。

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平和公園の噴水の向うに浦上天主堂が見えます。

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平和祈念像です。

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爆心地の桜の蕾がふくらんでいました。 今週末の息子の卒業式のころには咲くでしょうか。

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路面電車に乗ってみました。

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路面電車を降りてからは唐人屋敷辺りをぶらぶら・・・ 実に風情があります。
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/tojinyasiki/index.html

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やはり長崎・・・
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どこにでも・・・
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猫がいます・・・  そしてやはり殆どの猫が逃げません。

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長崎観光のメッカ、グラバー園辺りもぶらぶら・・・ この階段は実にええ雰囲気でした。

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夕焼け空に飛行機雲が真っ直ぐに伸びていきました。

西浜町の居酒屋風の店で夕食をとり、その後は昨年の12月にオープンした銅座の「フォーク酒場」へ。
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路地を曲がって曲がって更にその奥のどん詰まりにそのお店はありました。
http://folksakaba.jimdo.com/ 
マスターの榎島さんの長崎弁と私の関西弁で大いに話が盛り上がりました。

翌日の昼飯は息子の研究室近くの「向日葵亭」へ。
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http://r.tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000477/
注文は迷わず名物のトルコライスを。 左がノーマルサイズ、右は息子の大盛りサイズ。
手抜きの無い実に丁寧な仕事がされており、とても美味しかったです。

晩飯は江戸時代から続く老舗の「吉宗」へ。http://www.yossou.co.jp/2/t/intro/intro.html
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蒸し寿司と茶碗蒸し。 どちらも実に上品な味で、右奥のバッテラも絶品でした。

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宿泊先の真正面にライトアップされた浦上天主堂が見えます。

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息子宅の近く、石神町で見かけた猫。

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息子の大学キャンパス内で昼寝していた猫。

息子宅や大学で息子のあらかたの荷物を無理やり車に詰め込み、やや遅めの昼食をとるため長崎アミュプラザへ。
食後のお茶はミルクセーキで有名な「うみの」へ。http://r.tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42004901/dtlrvwlst/1779722/
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フルーツサンドはクリームがしつこくなくて軽い食感で、ミルクセーキも初めてなのになぜか懐かしさを感じる不思議な味でした。 どちらも大変おいしゅうございましたヽ(^o^)丿
いや~今回は滞在中は正に長崎の名物三昧と猫三昧でした。
この後、息子を大学で降ろし、家内と二人で息子の汗臭い布団や寝袋を満載した愛車で長崎をあとにしたのですが、私が17歳の時に初めて長崎を訪れ、この土地の持つ独特の情緒と、そこに住む人の人情に魅せられました。
6年前、息子がこの地の大学に進学が決まったときには私とこの地の不思議な縁を感じずにはいられませんでした。
息子が卒業してしまうと、私もそうそう長崎を訪れる機会は無くなるかもしれませんが、いつかまた時間が許すときが来れば、もっともっとじっくりと長崎を旅してみたいもんです。