久々の調査釣行

先月の団体戦終了以降、軽い燃え尽き症候群のような感じで積極的にはうなぎ釣りに行ってなかった。
それは私だけではなく、うな研メンバーの多くに同様の症状が現れていた。
もっともこの時期になると、盛期に比べてやはり釣果が期待できないのも大きな理由ではあるのだが。
ところが本日の夕方ごろから久しぶりに「虫」が騒ぎ出した。
そして私のこの虫が騒ぐときはかなりの確立で釣果があがることが多い。
決して根拠があるわけではないのだが、いわゆる「勘」というやつだろうか?
ただ、金曜日とはいえ平日であり、仕事が終わってからではホームの日本海側は無理であり、必然的に近場の瀬戸内側への出撃となる。
11月に関しては瀬戸内側をホームとするチームICUのうなぼうずさんですら釣ったことが無いと言う。
そのうなぼうずさんに「可能性が高いのはどの川やと思う?」と質問メールをしたら、速攻で電話がかかってきたヽ(^o^)丿
その時点で判ったのだが今夜は「長潮」らしい。過去の実績から判断すると決して良い潮周りではないのだが・・・
それでも、全く同じ条件はありえないので、「釣れるか釣れんかやってみな判らん、釣れても釣れんでも、その理由はあとから分析したらええんや、全ての釣行が未来への投資や」てな具合で、結局はジョコさんを含めた3人での緊急調査釣行となった。

私が待ち合わせ場所の一本目の川に到着したのは21時過ぎ。
先に到着していた二人に状況を聞くと、餌盗りのアタリはあるものの本命らしきアタリは無しとのこと。
で、すぐに数キロ離れた別の川に移動。
ここは昨年の9月から竿を入れていなかったが、そこそこの実績ポイントである。
かなりきつい風が正面から吹いているが、やや生暖かさを感じる・・・ 「いけるんちゃうか・・・」
先ずはうなぼうずさんの竿に小さなチヌ、そして私の竿にチビセイゴ、その後も小さなアタリはあるものの全て餌盗りのアタリ・・・
で、1時間ほど経ったころにそのアタリすら無くなった・・・
うなぼうずさんと「何のアタリも無くなったな~」と話していたら、地べたに直に置いていたうなぼうずさんの竿がガガガガッと動いた!
すかさず合わせを入れたうなぼうずさんが「なんか大きいのかかった!  ・・・本命やっ!」
で上がってきたのがこいつ、やや黄色みがかった65センチほどの本命。
記念すべき11月の瀬戸内側第一号である。
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そしてうなぼうずさんはこの直後にも50cm足らずのエンピツを追加。
なっ、うなぼん、私の誘いに乗って良かったやろヽ(^o^)丿

このあと雨が降り始めたので、「とりあえず調査の目的は達成したから撤収するか。ラーメンでも食って帰ろうや」と相談がまとまってさっさと撤収することに。

で、なんで釣れたのかを推理してみると、週初めの好天で水温は上昇傾向、一昨日は一日中雨模様であったが、気温は高めで水温は下がらず、昨日は日中が晴れで日差しがあり、夜は曇って放射冷却が無かった為、水温が高いまま推移、本日は午前中は小雨が降ったが水温を下げるほどの雨ではなく、潮がさほど動かない長潮によって急激な水温の変動(上昇下降の両面で)が無かった。
恐らくこれらの条件が複雑に絡み合って釣れたのだろう。
もちろん他にも色々な要素があるとは思うが・・・
ま、それでもこれまで釣果の無かった11月の瀬戸内側で釣れたことは値千金で、今回の調査釣行は実に意義あるものとなりました。

そして久しぶりの帰り道ラーメン、今回は博多ラーメンの「しぇからしか」
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固めの細麺に豚骨スープがよく絡んでなかなか秀逸でした。
ラーメンを食った後は、ジョコさんから立派な天然の鮎を頂いて解散となりました。