U1グランプリ6月大会

久々の更新です。
先週末、私が代表を努めさせていただいてる「うな研」のU1グランプリ6月大会が開催されました。
http://www.unaken.info/
5月大会は一匹だけの釣果で惨敗、その上、我々関西勢の牙城とも言うべき「型の部」の1~3位を東海勢に持っていかれるという結果に終わっていただけに、今回は何としても形勢を逆転するべく気合を入れ、
普段なら大会当日の午前中に行う「ドバ掘り」も体力温存のために前日の金曜日に終える念の入れよう。
チームメイトのフーチンさんが急な仕事で参戦を断念、兄とドルキューさんの3人での出撃となった。
狙うは丹後組にとって4回目となる型の部での「1・2・3フィニッシュ」である。
潮周りや過去のデータを調べてみたところ、2005年の6月大会とほぼ同じ条件である。
同大会において私は92cmを筆頭に良型を4本釣り上げているのでいやでも期待に胸が膨らむ・・・
ポイントの近くで遅めの昼食をとり、どのポイントに誰が入るかをジャンケンで決める。
結果、私とドルキューさんが通称Fポイント、兄が数キロ離れたDポイントとなる。
18時過ぎに竿5本をセットし終える。 仕掛けは今年のテーマである「原点回帰と進化の融合」で、2本は進化形、3本は原点回帰の組み合わせである。
ポイントに到着したころから、なにやら大きな魚が水面近くで跳ね回っている、ボラやセイゴのそれとは明らかに違う音である。
するとドルキューさんが「でっかいダツがいます~」と叫んでいる。
少々嫌な予感がする、こんなガラの悪い奴がいると他の魚は逃げてしまうかもしれない。
ま、それでも実績のあるポイントなので、気を取り直して本命のアタリを待つ。
19時30分、原点回帰の竿に明らかに本命と判るアタリが、2回目の引き込みで大きく合わせを入れる、「乗った~!」確実に70前後の引きを味わいながら慎重に寄せる。
ドルキューさんがゴム長を完全水没させながらタモ入れを担当してくださり、無事に取り込み成功。
ハリスを切って活かし用の籠に入れようとしていたら、先ほどのすぐ隣の竿にもアタリが来る。
一匹目がまだタモに入ったままの状態で、少々焦ったが、これは手答えからして抜き揚げ可能と判断しそのままズリ揚げに成功。
時合い到来、怒涛のラッシュが始まるかと思ったのもつかの間、その後は何のアタリもないまま時間だけが過ぎていく・・・
ドルキューさんの竿にも何の変化もなく、兄から届くメールも「アタリ無し」とのこと。
しかし、我々には「深夜の一発大物」があるっ!
それを信じて待つものの、にわか雨に見舞われるわ、空はピカピカゴロゴロしだすわでどうもよろしくない・・・
全国各地で竿を出している仲間たちからのメールも芳しくないものが多く、全国的に低調な雰囲気である。
日付が変わり、深夜の一発の期待も薄れ掛けた2時過ぎ、ドルキューさんが大声で私を呼んでいる。
タモを持って駆けつけ、水面でのたくりまくるウナギの姿を確認、タモ入れ成功!
パッと見70オーバーの良型である。
丹後組客人となって3シーズン目のドルキューさんにとって、このポイントで初の納得サイズである。
ご自分での画像投稿が少々怪しいとのことなので、その場で採寸と撮影をして、私が代理投稿することに。
実は出発前にそんな気がしていたので、メジャーとデジカメを持参していたのだ。

イメージ 1

私の70と63

イメージ 2

ドルキューさんの75

結局この後も粘ってはみたものの、「日の出直前の大物」にも見放され、5時に撤収開始、なんとも不完全燃焼の一夜が明けた。

つい先ほど「うな研」で6月大会の結果がうなぼうずさんの手によって発表されたのだが、やはり全国的に低調で、特徴的なこととしては、5月大会で成績を残したメンバーがほぼ全滅。
逆に5月にノーポイントだったメンバーが上位に入るという結果になった。
特に型の部においては全開1~3位を独占した東海勢が影をひそめ、逆に関西勢が1~4位を独占。
数の部と総合の部では、最年長のうな新さんが関東勢の中で孤軍奮闘し見事優勝を果たされる。
私は型の部で3位、数と総合で2位を獲得することが出来、2戦目にしてようやくポイントランキングの上位に進出することが出来たが、ポイントが全体的にばらけており、まだまだ団子状態の混戦模様である。
恐らく7月大会辺りから梅雨の本格的な降雨の影響で、全国的に本来の釣果が出そうである。
我が「丹後組」もようやくエンジンに火が入り始めたが、まだ点火プラグがかぶってるような感じであり、本調子には程遠い状態である。
7月大会ではフルメンバーで1・2・3・4フィニッシュを狙いたいが、あと一ヶ月で状況がどれほど好転してくれるか・・・ 
とにかく頑張って釣るしかないっ!

イメージ 3

このタオルはドルキューさんがプレゼントしてくれた。
正に我ら「丹後組」のモットーそのものである。