江尻宿

書庫に新たに「東海道」を追加しました。
静岡に住んでいると、かつて東海道を旅した人々や参勤交代の大名行列を偲ばせる宿場や史跡が身近に数多く点在しており、今後はそれらを少しずつ紹介していこうと思います。
過去記事の「薩埵峠2013.1230http://blogs.yahoo.co.jp/kitanotamotu/32450955.html」と「鞠子宿http://blogs.yahoo.co.jp/kitanotamotu/32515142.html」もこちらの書庫に移動しました。

今回行ってきたのは現在の清水区にあった「江尻宿」です。

創業３００年の追分羊羹本店。　見事な庭を眺めながら、無料で羊羹とお茶がいただけます。

竹の皮で包まれており、昔から旅人に愛され、道中食でもあったようです。

店の角には「是より志三(しみ）づ道」と彫られた高さ約1.5ｍの古い道標があり、江戸方面へ旅する人が清水港へ抜ける場合は、この道標を右折すれば近道であったことがわかります。
近隣には清水の次郎長ゆかりの場所も多く、このすぐ近くに森の石松の仇である都鳥こと都田の吉衛門を討ち取った場所もあります。

追分羊羹を出て海沿いを自宅方向へ走り、浜にバイクを止めて一休み。
蒼い目が印象的な白猫の兄弟がすぐそばまで寄ってきました。

次回は「岡部宿」にでも行ってみます。