色々と考えたけど・・・

タイトルにもありますように、今回は実に色々と考えた末にこの鰻釣りの記事を書きます。
何を色々と考えたかというと・・・
つまり、ここ数年のシラスウナギ激減、食卓から蒲焼きが遠のく」とかのニュースや、「次世代ウナギを求めて」云々の商社マンの奮闘を描いたドキュメント仕立ての番組など、ピント外れのメディアが単に「ネタ」として垂れ流す情報や、ニホンウナギ「絶滅危惧1B類」に指定されるなど、私の趣味である鰻釣りを取り巻く環境は決して穏やかではありません。
もちろん、鰻屋さんや養殖鰻の業界の皆さんはもっと大変でしょうが・・・
そのような状況の中、このご時世に趣味でうなぎ釣りをするとんでもない輩との誤解を招くかもしれないし、あるいはマナーの悪い釣り人をいたずらに増やしてしまうかもしれないことが危惧されたからです。
私が管理人の一人として参加している「うな研」においても、これらのことを鑑みて昨年8月からは新規会員の募集を中止しておりました。(今年3月に条件付きで再開)
絶滅危惧種指定と言っても、取引や捕獲などを規制する「種の保存法」とは異なり、法的拘束力はないので、釣りをしたからといって手が後ろに回るわけではないのですが、釣りをしない人や鰻を食べない人から見れば「趣味で絶滅危惧種を釣るなよ」となるかもしれません。
無用なトラブルを避けるためにも、しばらくはブログでの鰻釣りの記事は控えようかと考えていたわけです。
実際、うな研のメンバーの何人かは自ブログでの鰻釣りの記事を自粛しております。
で、私自身は今日まで結論を出せずにいたのですが、色々と考えた結果、書くことによって何かを発信できるかもしれないし、また、そこから新たな思いも生まれてくるかもしれないとの結論に達したのです。

世の中には多くの人がいて多くの考え方があります。
こっちの常識はあっちの非常識であったりもします。
それらのことを肝に銘じたうえで、今シーズンも敢えて鰻釣りの記事を書いていこうと思います。

ということで、今シーズン4回目の釣行で初の納得サイズが釣れました。
イメージ 1
18時から20時半までで、ヒット4回でスッポ抜け一回と目前バラシ1回、キャッチできたのはこの2匹。
今シーズンからは70以下はリリースの自主規制をしておりますので、嬉しい初物でした。
スッポ抜けやバラシは昨年からの課題ではあるのですが、要はハリの形と餌のミスマッチが原因なんです。
あと、17号といったでかいハリの号数もですね・・・
これをちゃんとマッチングさせればフッキングの確率は上がるのですが、そうすると小さな鰻がヒットする確率も上がると思われるので、それを防止するためにもこの組み合わせも自主規制の一つとして今シーズンは採用しつづけます。

とまあ、ごちゃごちゃと書きましたが、私のこの駄ブログでは敢えてこれまで以上に鰻釣りや鰻を取り巻く様々なことを書くつもりですので、皆さんよろしくお願いします。(__)