岩合光昭写真展~ねこ~

世界的な動物写真家・岩合光昭さんの岩合光昭写真展~ねこ~』三島市の佐野美術館で開催されており、本日が最終日であったので家内と出かけてきました。
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予想以上に来館者が多く、この写真展の人気を物語っています。
岩合さんの撮る写真は猫が実に自然体で生き生きと輝いており、我が家のカレンダーはずっとこのシリーズです。

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岩合さんは「ネコが幸せになればヒトも幸せになり、地球も幸せになる!」と語られていますが、私もそれは強く感じます。
猫に限らず、動物がどう扱われているかがその地域や国の文化の熟成度や心の豊かさをあらわしてるように思います。
私がこれまで見た猫の中では長崎の猫が特に人懐っこく、その逆ではやはり都会の猫は警戒心が強く、なかなか人に心を許さない印象があります。
また、瀬戸内海の島に住む猫も人懐っこく、釣りをしていると餌欲しさにそばに寄ってきます。
小豆島に行くと、やたらと三毛猫の比率が高く、どうやら昔から漁師が航海の安全にご利益があると云われる三毛猫の雄を珍重したため、遺伝的に三毛猫が多いようです。
概ね田舎の猫は人懐っこく、都会になるほど警戒心が強くなる傾向にありますが、これは人間にも同じことが言えると思います。
ま、どちらが良いかは別として、人間もこの写真に写っている猫のようにギスギスせずに暮らしたいもんです。


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帰宅後、家内はさっそく写真展で買ってきたポストカードを流木のフォトスタンドにセットしていました。